隠岐の島の西から南西に位置する 都万（つま）地区に訪れてきました。
都万といえば…『都万の秋』(作曲:吉田拓郎 作詞:岡本おさみ)という歌を吉田拓郎さんが唄っていらっしゃいますね。
♪隠岐の島は 逃げるとこなし 盗人だって ここじゃどこにも隠れられない♪
確かに、見かけない人がウロウロしていればすぐ分かりますからね。それだけ治安が良い島です。
そして都万と言えば…油井の前の洲（ゆいのまえのす）
GENERATIONS from EXILE TRIBEの「Always with you」という曲のPVロケ地として使用され一躍有名になった千畳敷の浅瀬が続く海岸です。海面は鏡のようで幻想的な気分にさせてくれます。
油井地区は島の中でも温暖な地区で日本最北端のはっさくの栽培地となっています。そのはっさく果汁7%を含んだ酸味とほのかな苦みが特徴のリキュール「隠岐結結（おきゆいゆい）」
都万地区は…夕日が海に沈むのを眺めるのに絶景のビューポイントがいっぱいです。
油井の前の洲はもちろん、放牧牛のいる那久（なぐ）岬や、津戸（つど）にある白い岩肌の乙女子（おとめこ）海岸。
那久地区の山手に日本の秘境100選の一つである「壇鏡（だんぎょう）の滝」があります。
「日本の滝100選」、「名水百選」にも選ばれたこの滝は、滝を裏側から見ることのできる「裏見の滝」となっています。
眺めているだけで神聖な気持ちに浸れます。
ただ現在は「随神門より落石の危険性が高いため進入はご遠慮願います」との看板が…
早く進入出来るようになるといいですね。
隠岐の島で春告貝として春に島内外の食卓に磯の香りを届ける『岩がき』。
島の南西・蛸木(たくぎ)地区にある清浄な海域で岩がきの養殖に取り組んでいる和田水産。最低でも３年かけて岩がきを成長させるという。
３月から６月の約４ヶ月、短い収穫シーズンに施設はフル稼働します。
高圧洗浄機洗浄、グラインダーでの殻の研磨、紫外線殺菌海水内浄化
美味しさと安全を保証し、収穫から出荷まで丁寧に作業が進みます。
「隠岐のいわがき 清海(せいかい)」は島内はもちろん築地経由で都内の飲食店や大阪の飲食店にも出荷され、続々とファンを増やしています。
「隠岐のいわがき 清海」は生のまま、発泡スチロール容器に入ってチルド状態で届きます。
おすすめの食べ方は…？「やっぱり生が一番。レモンをギュッと絞って。」という事だったので、一粒をひと口で頬張れなさそうだったのでお刺身にしました。
一口目で磯の香りと芳醇なミルキーなコク、二口目で貝柱の何とも言えない甘味、三口目で貝ひもの触感と香り。一口一口が感動で止まりません。
生もいいけど違う食感と味覚を楽しみたいと思い、酒蒸しも作ってみました。
贅沢だけれども『隠岐誉』をふりかけて…。
ふわふわとろとろ生とは違う食感と、味わい。
岩がきに立派に育ってくれてありがとうと言いたい、そんな心情にかられました。
生の岩がきをお届け出来るのが6月中旬頃まで。残り2週間となりました。
皆様からのご注文お待ち申し上げております。
