先日4月7日の日曜日、世間桜(よのなかさくら)を見に行きました。筆者はこの世間桜を毎年見に行こうと思っていましたが桜の咲いている時期と休日タイミングがなかなか合わず、昨年までは見ることができていませんでした。平成最後のこの年にようやく見に行くことができました。
世間桜は隠岐の島町の中村元屋に咲いている桜です。この桜の花の咲き方で米などの作物の出来を予想したと言う話が残っており、県の天然記念物にも指定されています。二本の桜が植わっており、山頂に近い方を「男桜」、もう片方を「女桜」と言うそうです。
京見屋分店さんのブログによりますと、4月6日の早朝の段階では男桜が満開、女桜が3分咲きとのことでしたが、4月7日の午後のところで男桜はほぼ満開?、女桜が5分咲きかな?といったところでした。4月9日のNHK NEWS WEBではより女桜が満開の映像が掲載されており、世間桜を守る会の会長直々のコメントも映像に収まっています。
世間桜へ登る途中、世間桜の種から発芽した「世間桜の子供たち」があります。看板によると2009年3月に植樹されたようで、植樹から10年となり、少し奥の方では花が咲いているようでした。
世間桜はまだ1週間ぐらいは見れるようです。お近くにお住まいの方はぜひ見に行かれてはいかがでしょうか。
なお、世間桜を見に行くためには写真の入り口から林道を歩いて進みます。この林道は非常に急なところもあり、入り口付近に置いてある竹の棒を杖代わりに使って登ることをおすすめします。おおよそ、10分か15分位で登れたかと思いますが、想像していたよりも急な林道となっています。必ず、運動靴でいくことをおすすめします。